2016年3月1日火曜日

「香料の合成生物学」(総説)発刊

依頼をいただき,「香料の合成生物学」という総説を寄稿しました。
寄稿先は「香料」という日本香料協会の機関誌の第269号。

勉強が追いつかず,卒業生の古林さん(現Voigt lab., MIT)に泣きつき,なんとか共著でまとめ終えました。さまざまな香料系化合物生産に関する生合成工学の研究を「ぎゅぎゅっと」コンパクトにまとめており,香料を中心として,非天然天然物の生合成工学の近未来について紹介しています。
ウ×コ臭いBugを改造していい匂いのBugに!
本誌は,昭和22年から季刊で発行されてきた,歴史ある業界誌です。送られて来る雑誌はすべて「いい香り」がします。

それもそのはず!
表紙をめくると香り紙…今期の香りは大人っぽい香りだあ
表紙をめくると,毎回違う「香り紙」が折り込んである。
なになに….. 269号(2015春期刊)のコンセプトは….「地上最古の花木マグノリア:変わらぬ姿で生き抜く生命力と華やかで上品な香りが人々を魅了するマグノリアの花をイメージしたフローラルブーケの香」。

バックナンバー全部揃えたら,デパートの1階のような研究室になりそうです。